うちの猫、モンちゃんはおもちゃで遊ぶのが好きなんですが、皆さんのお宅の猫さんはどんな感じでしょうか?
猫を飼い始めて思ったことなんですが、どんなおもちゃが好きなのかという嗜好ポイントって、猫によって個体差があるように感じます。また子猫や成猫・シニア猫といった年代によっても変化するみたいですね。
今回は猫の年代ごとに、おすすめとされるおもちゃの種類について、調べた結果を書いていきたいと思います。
1歳までの子猫の場合は、ぬいぐるみなどの噛んだり蹴ったりできるおもちゃがおすすめです。
子猫はとにかく元気で好奇心旺盛なので、いろんなものにじゃれたり噛みついたりしてぼろぼろにしがちです。
そのため与えるおもちゃも壊れにくかったり、フェルト・布製といった噛んでも安全な素材でできているものがおすすめです。
人の手指を使ってじゃらすのはNG
気軽に遊べるからといって、飼い主自身の手をひらひらさせてじゃらすのは避けたほうがいいでしょう。
子猫時代に人間の手指で遊ぶことを覚えてしまうと、猫が「人間の手=噛んでもいいもの」と認識してしまい、噛み癖がついてしまう恐れがあります。
噛み癖を付けないためにも、また飼い主さんが怪我をしないためにも、手指を使ってじゃらすのはやめましょうね。

ちなみに、猫の口内にいる菌は、けっこうやばいにゃ

もし噛まれた際は、患部をすみやかに洗って消毒してくださいね
若い成猫には、猫じゃらしやボールをはじめとした狩猟本能を刺激するようなおもちゃが好まれやすいです。
室内で暮らしている飼い猫の場合、外で虫や鳥を捕まえて遊ぶことができないため、猫の性格によってはストレスを溜め込んでしまうことも多いそう。
ストレス発散や運動のためにも、猫じゃらしを使って疑似ハンティング体験をさせるのがよさそうですね。
ネズミや小動物の形をしたおもちゃは、猫の嗜好性が高く人気ですが小さい分、誤飲にも注意が必要です。
丸ごと口に入ってしまう大きさのものは与えないようにするか、もし遊ばせるにしても飼い主の目が届く範囲で行い、遊び終わったらその都度片づけるという風にしたほうがいいでしょう。
また、猫じゃらしも、棒についている羽や紐部分が取れて誤飲につながる可能性があるため、遊び終わったら速やかに猫の手の届かない場所に片づけてくださいね。



動きがゆっくり穏やかになってきたシニア猫さんには、かくれんぼできるトンネルやけりぐるみなどの自分のペースで遊べるおもちゃが特におすすめです。
これまで遊んできたお気に入りのおもちゃをトンネルに入れてあげると、ちょうどいい刺激が与えられます。また、キャットニップやまたたびをおもちゃやけりぐるみに振りかけると、おもちゃへの食いつきがよくなります。
高齢期になるとあまり動かないで寝ていることも多いので、健康のためにも、キャットニップやまたたびを適度に取り入れて無理のない範囲で運動させるようにしましょう。
キャットトンネルにも、いろんな形や素材のものがあります。ポリエステル製のトンネルは通り抜けるとカシャカシャ音が鳴るので、猫じゃらしと併せて使うことで夢中になる猫さんも多いそうです。フエルト製のトンネルは肌触りがよく、落ち着いて過ごすのにもいいですね。

ちなみにわたしは、カシャカシャしたやつはそんなに好きじゃないにゃ。

フエルト製のトンネルの方が、音がしない分警戒しないのかな?
ここまで猫さんの年代ごとにおすすめのおもちゃを順にみてきましたが、結局のところ猫ごとにその子が夢中になるおもちゃは違ってくるもの。
周りの猫飼いの人をみても、「いろんなおもちゃを買い与えてみたけれど、一番遊ぶのは段ボールを切って丸めたものだった…」というパターンが多いのは、これも猫あるあるなのかもしれません。
それぞれのうちの猫さんが楽しく毎日を過ごせるように、安全面にだけは充分気を付けたうえで、いろいろ試行錯誤してきたいですね!
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